“殺処分ゼロ”は絵空事

castle in the air
犬の事となるとついつい熱くなってしまうので長文ご容赦ください
直訳すると「空中の城」だけど、日本語の意味としては「絵に書いた餅」「砂上の楼閣」など「非現実的なこと」殺処分ゼロはまさにそれ!!
2020年の東京オリンピックに向けて動物保護団体の中で「殺処分ゼロ!犬や猫の殺処分が行われている恥ずべき状況を何とかしよう」という気運が盛り上がっているそうです
これって何か変じゃないですか?オリンピック?世界から人が来るから??

動物保護団体の活動は本当に立派なことだと思うし、微力ながらボランティアとして協力したり、寄付をしたり応援しています
愛護団体や保護団体、個人ボランティア、さまざまな人達のちからで日本でも「動物愛護法」が生まれ目を瞠るほど進歩してきたことも事実です
でも、保健所による動物の殺処分をゼロにするというのは、1〜10までの3〜9を飛び越えてしまった考えのように思う
保護して、里親を探して、だけではいつかその活動が行き詰まってしまう
保護しなければいけないペットをなくさない限り事実上の殺処分ゼロはありえない
ペット天国と言われるイギリスでも完璧ではありませんが、それより100年は遅れているといわれるペット後進国の日本
まずするべきは、ペットショップやホームセンター、ネットなどで売らない買わないこと!ペットを儲かるビジネスにしないこと!だと思う
イギリスのある公園に柵で囲まれた場所があり、当然ペットを遊ばせるところと思いきや人間が入って柵の外を犬たちがノーリードで遊んでいるという笑い話のような記事がありました
イギリス人の友人曰く「ペットに関する法律や規制が厳しく定められていて繁殖や販売には厳しい条件がつく、何より飼い主にも厳しいルールが課せられているからペット優先の公園がある」と言っていました
結局は人間のモラルが問われるということですよね
そもそも欧米では、ペットに限らず動物と人間がともに命あるものとして対等!共存することを優先して考えています
その点、日本はというと「商売」「利益」が優先(言いすぎかも?)で、規制や法案は後手後手、現にブリーダーへのルールも存在しないに等しい
ワニがいる!!蛇がいる!!カミツキガメがいる!!アライグマが野生化してる!!テンに飼い犬が噛まれた!!などなどペットとして飼ってた人が飼いきれず遺棄したものについては「それ」を捕獲しておしまい犯人捜しは無し
日本にはいるはずのない動物による事故や事件が発生してから規制に向けて論じ合うでは手遅れ
今のまま、殺処分ゼロを実現しようとすれば何処にも捨て場のなくなった業者やブリーダーは、その不要動物たちを夜の闇に紛れて何処かに捨てに行くこと必須!
そして野生化した犬たちを捕獲して保健所で処分する・・・瞬時にして野犬狩りして殺処分していた60年前に戻ってしまうわけです
殺処分をゼロにするんではなく、殺処分しないですむ環境にすることが先だと思う
何年か前に、何処かの河原に数十頭もの犬が捨てられていたとか、何処かの山奥の誰かの敷地に数十頭もの犬が柵に入れられ世話する人も無く餓死寸前で放置されていたとか
それに対する保護団体の活動がワイドショーで取り上げられるたびに「ペットショップやホームセンターでの生体販売禁止!犬や猫をなんだと思ってるんだ」と心の中で叫んでました
現に数年前、早朝犬の散歩であるペットショップ(超有名大型ペットショップチェーン)の裏道を歩いていた時、大型トラックが停まっていてダンボール箱が何個も積み込まれていました
積み込みを待つ箱の中から犬の鳴き声が聞こえてきた
最初はこれから売られる仔犬が納品されて来たんだなと思ってたけど、それだけでも気分が悪いのに、下ろすのではなく積み込んでいたんです
売れ残った犬を他の場所に移すだけだとしたらダンボールの箱じゃなくてケージでしょ!
まだ業者が保健所に持ち込めたころの話ですが
あの犬や猫たちはどうなったのか・・・・なにか出来たのかもと今でも後悔しています
買うが無ければ売れなくなる、売るが無ければ作るも無くなる、商売として旨味が無ければ商売にする業者も無くなる
売るために正しい知識のないままMIXするブリーダー、利益を上げるために大量生産する業者
売れる期限が過ぎれば廃棄する、手軽に買えるから手軽に捨てる??言語道断!!
動物愛護法が改正され、今では業者が保健所に持ち込むことが出来なくなったらしいけど
それって臭いものにフタをしただけで、何も変わらないし、殺処分より残酷な結果を生んでいるかもしれないことをわかって欲しい
このままでは殺処分ゼロなんて、まさに castle in the air
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ペットショップの生体販売中止、殺処分ゼロだけでは変わらない!終わらせない!
ペットの問題だけでなく人間の身勝手な欲を満たす道具にしてはいけない野生動物の保護までを考えて行政に働きかけることが出来ればと思う
WWF JAPAN ← こちらもご覧ください
さらに興味のある方にお薦めのコミック本(ビックコミック)です

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最後まで読んでくださりありがとうございます、ただの犬ばかの遠吠えです
