HACHI and Fido ハチ公物語
亡くなった主人を渋谷駅でずっと待ち続けた忠犬ハチの実話はあまりにも有名なお話です
その渋谷駅に忠犬ハチ公を称えて銅像(2代目)があります
令和の世になっても銅像の周りにはたくさんの人たちが(待ち合わせスポットですけどね)

在りし日のハチ
ハチは上野博士に会うために毎朝毎夕渋谷駅へ行き博士を待ち続けていた
そんなある日、野犬に襲われ耳に大怪我を負ってしまいその傷がもとで左耳が垂れ下がってしまったという
今は亡き仲代達也さん主演の日本のオリジナル版もいい映画だと思いますが私にはちょっと??
大正という時代背景、一般庶民が犬を飼うほど生活のゆとりが無かった時代だとわかっていますが
実話に基づいた物語だからこそ尚さらに、どうしてあの時一緒に連れて行ってあげられなかったのかと犬ばかの私には心情的には割り切れない
それに秋田犬のはずのハチが・・・??動物とのシーンに無理がある気がします
ちょっぴり不満の残る映画となりました
リチャードギアさん主演でハリウッド版「HACHI-約束の犬」
![]() | 10年もの間 亡くなった主人を待ち続けた犬のお話 「ハチ公伝説」 1987年映画化され 公開から、20年の時を経て ハチは海を渡った | ![]() |
日本人の繊細な感情なんて表現できないだろうし、ましてその時代背景は・・と思ってたけど、泣けた
ちゃんと秋田犬を起用して、ストーリーもほぼ忠実にリメイクされてて
余計なセリフや泣かせよう泣かせようとするナレーションや音楽も無く、犬の表情を見ているだけで静かに心揺さぶるんです
アメリカの動物が出る映画やドラマって、動物の演技がすごいんです
トレーナーさんだったり、カメラワークだったりのスキルが桁違いだと思う
日本の場合は役者さんがいくら一生懸命に演技しても犬に表情が無くてぎこちない、やらされてる感が見えてしまう
それを補うようなナレーションとBGM(残念です)
犬って本来表情豊かな動物なんです
![]() | 迷子になったハチを飼うことになった 大学教授のパーカー 愛情いっぱいに育てられたハチは 毎日パーカーを駅に迎えに行くようになる |
![]() | パーカーの突然の死を知らず 帰らぬ主人を駅で毎日帰りを待つハチ |
![]() | 月日は流れ次第に弱っていくハチ それでも毎日駅に・・・ |
![]() | 朦朧とした意識の中で ハチは待ちわびた、そして大好きな、 パーカーと再会する そんな夢を見ていたと思いたい |
ハリウッド版にしては珍しく、過剰な演出もなく、静かで、穏やかで、じ~んわりと感動が伝わる作品でした
ハリウッド版、さぞ娯楽的に出来てるんだろうと思って、観て、こんなにも静かな感動を与える映画が出来るんだと驚きでした
でも、ラッセ・ハルストレムという監督のクレジットを見て納得でした
あの「ギルバートグレイプ」の監督だったんです、本当にいい映画です
DVD発売と同時に購入して、また観て、また泣けて、癒されました
わんこって、ほんとうに、いいですねえ
ハチ公のようなお話は他の国にもあります
イタリア版忠犬ハチ公は「フィド」(A Dog Named Fido)も世界的に有名な実話です

溝に落ちて身動きが取れなくなっていた野良犬を助け出し、家に連れ帰って治療を行った。
wikipedia
カルロと妻はその野良犬をフィドと名付けて飼うことにした。
回復したフィドは働きに出るカルロをバス停まで見送り、また夕方になるとバス停まで行き、バスから降りてくるカルロを出迎えた。
フィドはこれを毎日繰り返した。(中略)
空襲で命を落としたカルロ、その日もバス停まで迎えに行くフィド
しかしカルロはバスから降りて来なかった。
翌日もその翌日も、以降フィドが死ぬまで14年間、毎日夕方になるとパス亭へ出迎えに行っていたフィド。
フィドの遺体はカルロのお墓の近くに埋葬されたそうです
犬に限らず、動物と人間の心の絆、奇跡の実話は世界中にもっとたくさんあるんでしょうね
ハチも上野博士の眠る青山霊園に埋葬されているそうで一度お参りしてきました
写真を撮るのははばかられたので画像はありませんが手厚く葬られていました
2015年には上野教授を称えて東京大学弥生キャンパスに二人の銅像が建てられたそうです
正にリチャードギアに甘えて飛びつこうとするハチのシーンのよう






